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政治

与党 新たな非常対策委員長に重鎮の黄祐呂氏を指名

Write: 2024-04-29 15:27:14Update: 2024-04-30 15:31:11

与党 新たな非常対策委員長に重鎮の黄祐呂氏を指名

Photo : YONHAP News

今月の総選挙で大敗した保守系与党「国民の力」は、臨時の執行部である非常対策委員会の委員長に、重鎮の黄祐呂(ファン・ウヨ)氏を指名しました。  
 
現在、党の代表代行を務める尹在玉(ユン・ジェオク)院内代表は、先の総選挙で当選した党の議員を集めて29日に国会で開いた総会で、党の常任顧問を務める黄氏を、非常対策委員長に指名することを発表しました。
 
前任の韓東勲(ハン・ドンフン)氏は、総選挙翌日の今月11日に大敗の責任を取って辞任しています。
 
尹代表代行は、黄氏について、「公正に党を管理できる人だと考えた」と説明しました。
 
黄氏は、裁判官出身で、2016年まで国会議員を連続5期務めた重鎮です。
 
また、朴槿恵(パク・クネ)政権時代に、「国民の力」の前身の与党「セヌリ党」の代表や社会副総理兼教育部長官、そして韓日議員連盟の会長などを務めています。
 
黄氏は、新しい非常対策委員長として、6月末から7月末までの間に開かれる党大会を仕切ることになります。
 
「国民の力」は、来月2日に開かれる全国委員会で黄氏の非常対策委員長への任命を議決し、その翌日、3日には、尹在玉氏に代わる新しい院内代表を選ぶなど、新体制の大枠を固めたい考えです。
 
黄氏は今後、大統領室と与党との間のさまざまな懸案について調整を行うことになりますが、総選挙で大敗したあと影響力が小さくなった与党の立て直しを図れるかに注目が集まっています。

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