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韓半島

金正恩氏 「強力な攻撃手段より多く開発していく」

Write: 2022-03-28 14:24:50Update: 2022-03-28 15:30:13

金正恩氏 「強力な攻撃手段より多く開発していく」

Photo : YONHAP News

金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は24日、「強力な攻撃手段をもっと多く開発し、軍に配備する」と述べ、北韓が新型の兵器をさらに増強する可能性があるという見方が出ています。
北韓の朝鮮中央通信が28日に報じたところによりますと、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長はICBM=大陸間弾道ミサイル発射実験に携わった科学者や技術者、労働者らと記念撮影し、「真の防衛力は、強力な攻撃能力だ」として、「国防建設目標を引き続き達成することで、強力な攻撃手段をもっと多く開発し、軍に配備する」と強調したということです。
撮影日時は明らかにされていません。
新たな攻撃手段の開発に向けた金委員長の意志を示し、ミサイル技術の向上を誇示することで、非核化交渉の相手となるアメリカをけん制するとともに、内部結束を図る狙いがあるとみられています。
北韓は去年1月の党大会で国防力強化5か年計画を決定し、核兵器の小型化と戦術兵器化の促進、超大型核弾頭の生産、極超音速ミサイル開発などを課題として掲げています。
北韓は、計画をもとに、去年10月に新型のSLBM=潜水艦発射弾道ミサイル、ことし1月には極超音速滑空体の試験発射を行ったほか、先月には軍事偵察衛星の打ち上げに向けた実験と称して弾道ミサイルの発射を行ない、今月24日にはICBMを発射しています。
北韓は、引き続き、5か年計画に沿って残りの課題を遂行していくとみられ、そのうちの核兵器の小型化と戦術兵器化の促進、超大型核弾頭の生産にまず取り組むものとみられています。
こうしたなか、北韓が4年前に爆破した北東部・豊渓里(プンゲリ)の核実験場の復旧作業を加速させている様子が衛星によって捉えられました。
国防部は28日の定例会見で、「最近、豊渓里の核実験場で坑道の復旧作業とみられる活動が捉えられた」としたうえで、「韓米当局は、緊密な連携のもと、関連活動を注視している」と話しています。

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