パウロ・ベント監督率いるサッカー韓国代表チームは10日、水原（スウォン）ワールドカップ・スタジアムで行われた親善試合でパラグアイと対戦し、2対2で引き分けました。
前半23分と後半5分、ミゲル・アルミロンに2ゴールを決められた韓国は、後半21分、ソン・フンミンのフリーキックで1点を取り返したあと、アディショナルタイムにチョン・ウヨンが劇的な同点ゴールを決め、辛うじて2対2の引き分けに終わりました。
パラグアイ戦は2日のブラジル戦、6日のチリ戦に続き、ベント監督率いる韓国代表の6月の国際親善試合4連戦のうち3番目の試合です。
韓国は14日にエジプトとの国際親善試合に臨みます。
一方、サッカー男子のU23（23歳以下）アジア・カップは12日、ウズベキスタンのタシケントで準々決勝が行われ、韓国は日本に0対3で敗れ、準決勝進出を逃しました。
前回の2020年大会で優勝した韓国は2連覇を狙っていましたが、2024年パリオリンピック出場を目指して21歳以下のメンバーで臨んでいる日本に破れました。
韓国が4強入りを逃すのは5回目となる今大会が初めてです。
U23アジア・カップで韓国が日本と対戦したのは2016年の決勝戦以来6年ぶりで、当時、韓国は2対0でリードしていましたが、日本に立て続けに3ゴールを許して逆転負けしました。
韓国は今大会のグループリーグで、グループⅭを首位で突破し、グループDを2位で突破した日本と決勝トーナメントで対戦、雪辱を果たそうとしたものの、実現しませんでした。
日本は16日、開催国のウズベキスタンと対戦します。