北韓が28日午後、弾道ミサイル2発を発射しました。
韓国軍の合同参謀本部によりますと、28日午後6時10分ごろ、そしてそのおよそ10後に、平壌の順安（スナン）付近から韓半島の東の海、東海に向けて弾道ミサイル合計2発を発射したということです。
韓国軍はアメリカ軍との協調のもと、警戒態勢を強めるとともにミサイルの詳細について分析を急いでいます。
北韓は3日前の25日、平安北道（ピョンアンブクト）南西部の泰川（テチョン）付近から東海に向けて地対地短距離弾道ミサイル1発を発射したばかりです。
北韓はことしに入って弾道ミサイルの発射を18回、巡航ミサイルは2回発射していて、尹錫悦（ユン・ソンニョル）政権発足後としては6回目となります。
韓国軍とアメリカ軍は今週26日からアメリカの原子力空母「ロナルド・レーガン」が参加した合同演習を行っていて、今回のミサイルは、北韓がこの演習に反発し発射した可能性があります。