オーストラリアとニュージーランドで行われているサッカー女子のワールドカップで、韓国代表は、1次リーグの最終戦となるドイツとの対戦で引き分け、1次リーグ敗退となりました。
グループHは、4チームすべてに決勝トーナメント進出の可能性が残る状況で最終戦を迎えました。
韓国は3日、オーストラリアのブリスベンで行われた1次リーグH組の最終戦で、優勝2回、世界ランキング2位の強豪ドイツを相手に互角以上の戦いを見せました。
韓国は、序盤から攻勢を強めて主導権を握ると、前半6分にチョ・ソヒョン選手が先制ゴールを決めました。
しかし、韓国は前半43分にドイツに同点ゴールを許し、後半は両リームとも得点できず、試合は1対1の引き分けに終わりました。
韓国は、通算2敗1引き分けの勝ち点1で、H組最下位となり、決勝トーナメントへの進出はなりませんでした。
同じ時刻に始まったH組のコロンビアとモロッコの試合では、モロッコがコロンビアを1対0で下し、コロンビアがグループ1位、初出場のモロッコがグループ2位で、ともに決勝トーナメント進出を果たしました。
ドイツはグループ3位となり、史上初めて1次リーグで敗退する波乱の展開となりました。