去年6月に左肘の手術を受け、14か月ぶりにメジャーリーグに復帰した、トロント・ブルージェイズの投手、リュ・ヒョンジン選手は、復帰後2回目の登板で4回をヒットなしで抑えましたが、その直後、打球が右膝に直撃するアクシデントにより降板しました。
リュ・ヒョンジン選手は8日、クリーブランドで行われたガーディアンズ戦に先発登板し、4回を無安打1四球2奪三振と好投しました。
ところが、0対0で迎えた4回裏、打者が打ったライナーが右膝に直撃しました。リュ・ヒョンジン選手はボールを拾って一塁に送球しアウトをとりましたが、その後グラウンドに倒れ、降板となりました。
ブルージェイズによりますと、リュ・ヒョンジン選手のけがは幸い深刻なものではなく、骨やじん帯に大きな問題がなければ、比較的早いタイミングで復帰できる見通しです。
リュ・ヒョンジン選手はこの日、メジャー通算900奪三振を達成しました。メジャーリーグで韓国人選手が900奪三振を達成したのは、パク・チャノ選手に続いて、2人目です。
リュ・ヒョンジン選手は、これまで韓国とアメリカのプロ野球で、合わせて2139奪三振を記録しています。
8日の試合は、8回、ブルージェイズのビジオ内野手が2ランホームランを放ち、ブルージェイズが3対1で勝利しました。