韓国と日本、そして中国の外交当局は、4年間、途絶えたままとなっている韓日中首脳会談をできるだけ早く開催することで合意しました。韓国と日本のメディアは、12月に開催される可能性が高いと報じています。
外交部の報道官は26日、午前中に開かれた韓日中の高官級会議で、3か国の代表は、首脳会談をできるだけ早い時期に開催することで一致したと明らかにしました。
一方、日本のJNNは26日、韓国の政府関係者を引用し、次回の会談の議長国を務める韓国がことしの12月中の開催を日本と中国に打診していたと報じました。
JNNによりますと、12月18日以降のソウルでの開催が有力視されているということです。
韓国の東亜日報も26日、韓国政府はことし12月ごろに韓日中首脳会談が開催される可能性が高いと考えていると報じました。
東亜日報によりますと、3か国の首脳会談が開かれた際には、首脳会談の定例化などが議論される見通しだということです。
一方、アメリカのホワイトハウスは、現地時間の25日、韓日中首脳会談の再開をめぐって、「各国が自国民にとって最善の利益となる主権的決定を下すことを尊重する」というコメントを発表しました。