麻薬の撲滅に貢献するため、財団を設立する考えを示している韓国のアイドルグループBIGBANG(ビッグバン)のメンバー、G-DRAGON(ジードラゴン)さんは、財団の設立に3億ウォンを寄付する予定です。
所属事務所によりますと、G-DRAGONさんは、麻薬の撲滅に向けた活動を行う財団の設立に3億ウォンを寄付するということです。
財団名は、正義という意味の「JUSTICE」と、平和という意味の「PEACE」を合わせた「JUSPEACE(ジャスピース)」に決まりました。
G-DRAGONさんは今後、麻薬の危険性に関する意識を高めるためのキャンペーンなどを行う計画です。
所属事務所は、「財団の最初のプロジェクトは、麻薬の撲滅と薬物依存症の青少年たちの治療を支援する活動になる」と話しています。
G-DRAGONさんをめぐっては、ことし10月に警察が薬物関連の事件に関与した疑いがあるとして、捜査を開始しました。
G-DRAGONさんは、無実を主張し、11月に自ら警察に出頭して薬物検査を受け、結果が陰性だったため、警察は今月19日に、「嫌疑無し」として捜査を終了しています。
G-DRAGONさんは今月21日に、麻薬の撲滅活動を行う財団の設立を約束しています。