韓国の大学では、これまで2年生以上の学生だけが専攻を変更することができましたが、今後は1年生でも専攻を変えることができるようになる見通しです。
教育部は13日、高等教育法の施行令を含む3つの法改正案が閣議決定されたと明らかにしました。
これにより、大学の専攻を変更できる学年の制限が撤廃され、1年生でも専攻を変えることができるようになる見通しです。
また、医学部はこれまで、6年間のカリキュラムが予科2年、本科4年と一律に分けられていましたが、改正後は、大学ごとに6年の範囲内で柔軟に設計できるようになります。
さらに、大学に学部や学科を設置するよう定めている従来の原則を廃止し、学部や学科に相当する独自の組織を各大学が自由に設置できるようにしました。
教育部は、「大学が柔軟な制度を活用し、社会の変化に対応した独自の戦略をより幅広く展開できるようになるだろう」と期待を示しています。
改正法令は、公布と同時に施行されるため、早ければことし3月の新学期から適用されることになります。