韓国の70歳以上の高齢者の4人に1人は、収入を得るために働いていることがわかりました。
統計庁によりますと、先月の70歳以上の人口は631万4000人でした。
このうち働いている人の数は155万人で、去年1月に比べて11.4%増えました。
全体の就業者のうち70歳以上が占める割合も、去年1月の5.1%から、先月は5.6%に増えました。
70歳以上の就業率は24.5%と、およそ4人に1人の割合です。
仕事の内容としては、単純労働が42%で最も多く、次いで農林水産業での熟練した技能が必要とされる業務が30%、サービス業が8%などでした。
統計庁が去年5月に発表した調査結果によりますと、65歳から79歳の高齢者のうち、引き続き働く意志のある人の割合は55.7%にのぼり、その理由として、「生活費の足しになる」と答えた人が多くなっていました。