韓国人の生活満足度は、やや改善したものの、OECD=経済協力開発機構に加盟する国のなかで下から4番目と、依然として低いことがわかりました。
統計庁は22日、国民の生活満足度に関する報告書を発表しました。
生活満足度は、自分の生活レベルに対する認識を、0点から10点までの11段階で測定します。
それによりますと、おととしの韓国人の生活満足度は、前の年より0.2点上がって6.5点でした。
韓国人の生活満足度は、2018年は6.1点でしたが、新型コロナの影響で2020年からおととしまでは5.95点で、OECDの平均の6.69点を大きく下回りました。
順位では、38か国中35位と、ギリシャ、コロンビア、トルコに次いで下から4番目でした。
日本は6.13点で32位、アメリカは6.9点で15位でした。
一方、自殺率は2022年に人口10万人あたり25.2人と、前の年に比べて0.8人減りました。
しかし、依然としてOECD加盟国のなかでは1番多くなっています。