ソウル市は、金浦空港の名称を「ソウル金浦空港」に変え、国際線の機能を強化する方針です。
ソウル市は27日、韓国空港公社に対し、金浦空港の名称をソウル金浦空港に変更する申請を行う計画だと明らかにしました。
あわせて、仁川空港の開港にともなって、金浦空港の国際線のチャーター便は2000キロ以内に制限されましたが、ソウル市は、これを3000キロまで拡大することで、香港など東アジア路線を増やす案を国土交通部に提案する計画です。
金浦空港は、1958年に開港したあと、韓国の玄関口としての役割を果たしてきましたが、2001年に仁川空港ができると、国際線はすべて仁川空港へ移されました。
その後、2003年6月の韓日首脳会談を経て、同じ年の11月30日から金浦と羽田を結ぶ便が開設されました。
この路線は、過去20年にわたり韓日交流活性化の中心的な役割を果たし、これまでの利用客は3000万人に上るということです。