ソウル市内の主な商業エリアのうち、店舗の賃貸料がもっとも高いのは、明洞(ミョンドン)のとなりに位置する北倉(プクチャン)洞であることがわかりました。
ソウル市は、145の主な商業地区にある1階の店舗、1万2500あまりを対象に実態調査を行いました。
それによりますと、ソウル市の店舗の賃貸料は、去年、1平方メートルあたり平均7万4900ウォンで、前の年と比べて7.8%高くなりました。
賃貸料がもっとも高かったのは北倉洞で、1平方メートル当たり平均18万ウォンでした。
これまで毎年1位だった明洞(ミョンドン)のメインストリートは、1平方メートル当たり平均17万3700ウォンで2位でした。
ソウル市の関係者は、「新型コロナウイルスの影響で、中国をはじめとする海外からの観光客が激減し、明洞の空室率が上がった」としたうえで、「飲食店が密集している北倉は、地元の会社員の需要が常にある」と説明しました。
北倉洞と明洞のメインストリートに続いて、3位は 明洞駅、4位は狎鴎亭(アックジョン)ロデオ駅、5位は江南(カンナム)駅でした。