ソフトボール韓国代表の新しい監督に、日本の久門篤志氏が就任することが決まりました。外国人の監督就任は初めてです。
大韓野球ソフトボール協会は14日、久門氏の監督就任を発表しました。
協会では、新監督に日本の人材を登用する前提で、今年の初めから会長が日本を訪れて、監督の候補者とインタビューを行い、その結果、久門氏を新しい監督に指名したということです。
日本は、東京オリンピックと杭州アジア大会のソフトボールで金メダルを獲得しています。
久門氏は、日本で37年にわたってソフトボールの指導者として活動し、2013年の全国高校総体の男子で松山工業を率いて優勝したほか、国体でも少年男子の県選抜を率いて2015年に優勝に導いています。
韓国代表チームの監督に就任するにあたり、久門氏は、「指導者と選手がワンチームになって目標達成のために最善を尽くす」と抱負を語りました。
また、監督を支えるコーチには、日本女子ソフトボールリーグで選手と指導者として活動した藤本あさ子氏が就任しました。
藤本氏は、1部リーグの日立で11年間捕手としてプレーし、引退後は13年間、選手の指導に当たりました。
大韓野球ソフトボール協会は、「2026年に愛知県と名古屋市が共催するアジア大会での初のメダル獲得を目指し、努力を続ける」としています。