今月10日に行われる総選挙の期日前投票の投票率が、過去最高の31.3%を記録しました。
中央選挙管理委員会は、5日と6日に行われた期日前投票に、有権者およそ4428万人のうち、1384万9000人が参加し、投票率が過去最高の31.3%を記録したと発表しました。
総選挙の期日前投票が30%を超えたのは初めてで、前回の2020年の総選挙より4.6ポイント高くなっています。
今回の期日前投票で、17の市と道のうち最も投票率が高かったのは、韓国南西部・全羅南道(チョルラナムド)の41.2%で、最も低かったのは南東部・大邱(テグ)市の25.6%でした。
ソウル市は32.6%でした。
一方、先月27日から今月1日にかけて行われた在外投票の投票率も、過去最高の62.8%を記録しています。
期日前投票と在外投票の参加率が共に高く、今回の総選挙への有権者の関心が高くなっていて、選挙当日も含めた全体の投票率が70%を超えるという見方が出ています。
前回の2020年の総選挙の投票率は、66.2%でした。