メニューへ 本文へ
Go Top

社会

医学部でようやく新学年開講 学生の参加の見込み立たず

Write: 2024-04-09 15:48:41Update: 2024-04-09 15:55:20

医学部でようやく新学年開講 学生の参加の見込み立たず

Photo : YONHAP News

韓国では、医学部は2月の下旬から3月上旬に新学年が始まります。ことしは、政府の医学部の定員拡大に反発し、多くの学生が授業のボイコットを表明したため、すべての医学部で開講を延期していました。このままの状態では進級に必要な出席日数が足りなくなることから、全体の4割にあたる医学部が、新学年を開講したことがわかりました。ただ、学生が授業に戻ってくる見込みはたっていません。 
 
教育部によりますと、8日の時点で今年度の授業を行っている大学は、全国40校のうち16校だということです。
 
残りの24校も、授業の開始に向けて準備を進めています。

医学部は、学則によって、一つの科目で3分の1、または4分の1以上の授業を欠席すると落第となり、落第の科目が1つでもあると留年となるケースが一般的です。
 
4月末まで欠席すると、ほとんどの大学で年間の出席日数が足りなくなるため、多くの学生が留年せざるを得なくなります。
 
そのため、各大学は見切り発車で授業を開始していますが、学生らの出席率は低い状態となっています。
 
4年生が留年となった場合、研修医として勤務することができなくなり、研修医のストライキによって混乱が起きている医療現場にとっては、さらに負担を強いられることになります。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >