パリオリンピックの開幕まで100日となった17日、韓国代表が着用する大会の公式ウエアが発表されました。
韓国代表の激励会が17日、忠清北道(チュンチョンブクド)鎮川(チンチョン)で開かれ、韓国代表がパリのオリンピックとパラリンピックの表彰式などで着用する公式ウエアが発表されました。
発表会では、フェンシングのオ・サンウク選手とアーチェリーのイム・シヒョン選手が、Tシャツとズボン、そしてジャケットからなる公式ウエアを実際に着用して、お披露目しました。
ジャケットは、ホワイトの下地に、韓半島東の海、東海(トンへ)の藍色を水墨画風のグラデーションで表現したデザインで、黒のズボンに赤いベルトをポイントカラーとして合わせ、全体として、韓国の国旗「太極旗(テグッキ)」をイメージしています。
機能面では、選手たちが現地でベスト・コンディションを保てるよう、涼しく、軽量で撥水加工が施された素材を採用しています。
また、16のアイテムにリサイクル素材を使用したということです。
大韓体育会は、パリオリンピックに最大で180人の選手を派遣する予定ですが、これは、1976年のモントリオールオリンピックの50人に次いで、もっとも少ない人数です。
大韓体育会の会長は17日、「成績の見通しは明るくないが、選手たちの努力は100日後に実を結ぶことになるだろう」と話しています。