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政治

医学生の授業拒否続く 4校が開講の見通し立たず

Write: 2024-04-29 14:24:18Update: 2024-04-29 14:51:43

医学生の授業拒否続く 4校が開講の見通し立たず

Photo : KBS News

政府が進める医学部の定員拡大に反発し、学生たちが授業を拒否するなか、4つの医学部は、今年度の授業を開始する目処がたっていないことがわかりました。  
 
教育部は今月初めの時点で、全国40の医学部すべてが4月中に授業を開始する予定だと発表していましたが、このうち1校は開始日が未定となっているほか、3つの医学部は、今月29日としていた開始予定日を白紙に戻しました。

授業の開始が来月中旬以降になる場合、年間の授業日数を確保するためには、夏休みをなくして、冬休みを短縮する必要が出てきます。
 
政府は、来年度の医学部の定員の増員について、大学側の判断で半分にまで減らすことを容認する方針を示し、こうした対応によって学生たちが授業のボイコットをやめることを期待していますが、これに対して、医師側は、増員枠の縮小ではなく、増員自体の撤廃を求め、激しく対立しています。
 
一方、定員拡大に反発する医学部の教授らが退職や休診を予告していますが、政府によりますと、実際に退職届を出した教授は少なく、提出された退職届についても受理した大学はないとして、今のところ、混乱がさらに大きくなるという事態は発生していないということです。

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