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社会

男性の育児休暇 10日から20日に拡大 政府方針

Write: 2024-05-02 12:18:53Update: 2024-05-02 14:35:50

男性の育児休暇 10日から20日に拡大 政府方針

Photo : YONHAP News

韓国では、育児休業とは別に、子どもが生まれてから90日以内に男性が10日間、有給で休めることになっていますが、男性による育児への参加を促すため、政府は、育児休暇の日数を20日に拡大する方針です。 
 
企画財政部が1日に発表したところによりますと、ことし下半期から、子どもが生まれてから90日以内に男性が取得できる育児休暇の上限が20日に拡大され、週末も含めると、およそ4週間、休むことができるようになるということです。
 
現在の男性の育児休暇の日数は10日で、女性の出産前後の休暇が90日であることに比べると大幅に短く、男性の育児参加を難しくしているという指摘がありました。
 
また、女性の場合、出産前にもこの休暇制度が使えるのに対して、男性は、出産後にのみ使えることになっていますが、新しい制度では、男性も子どもの出産前にも育児休暇を利用できるようになるということです。
 
一方、育児休業も拡充される見通しで、現在は、8歳以下の子どもを育てる親が休業する場合、月最大150万ウォンが最長1年間、支給されますが、政府は、給付金の上限を段階的に引き上げていく方針です。
 
さらに、子育てのために勤務時間を短縮できる「育児短時間勤務制度」も、現行の制度では8歳以下の子どもをもつ人が対象となっていますが、この条件を12歳以下の子供をもつ人に緩和し、利用できる期間も親一人につき、これまでの最長24か月から、36か月に拡大する方針です。

制度の見直しには法改正が必要で、政府は、先の総選挙の結果を反映した新しい国会が始まる今月末以降に改正案を提出する方針です。

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