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社会

高齢化で人口移動が2年ぶりに減少 ソウルは10.6万人の純流出

Write: 2022-01-26 09:39:54Update: 2022-01-26 10:22:19

高齢化で人口移動が2年ぶりに減少 ソウルは10.6万人の純流出

Photo : YONHAP News

韓国では、深刻化する高齢化の影響で去年、全国の人口移動が2年ぶりに減少しました。一方、10万人がソウルを離れ、そのほとんどが近郊の京畿道(キョンギド)に移動したことで首都圏への人口集中が続いています。
統計庁が25日に発表した国内の人口移動統計によりますと、去年、全国の移動者数は721万3000人で前の年より6.7%(52万2000人)減りました。移動者数が減ったのは2019年以来、2年ぶりです。
人口100人あたりの移動者数を示す人口移動率は14.1%で、前の年より1.0ポイント下落しました。
統計庁は「高齢化により、20代や30代などの移動の多い年齢層が減少したことが主な原因だ」としたうえで、「2020年に不動産売買が活発だったことも一部ベース効果として作用している」と分析しています。
去年の移動者のうち、移動の理由としては「住居」(37.6%)が最も多く、これに続き「家族」(23.0%)、「仕事」(22.0%)の順となっていました。
地域別には、全国17の市と道のうち、ソウル、大邱(テグ)、釜山(プサン)など9か所で転出者が転入者を上回り、純流出となりました。
その反面、京畿道、世宗(セジョン)など8か所では人口が純流入となりました。
一方、ソウルからの転出者の63.8%を含め、ほかの地域からも京畿道への転入が目立ち、首都圏への純流入人口は5万6000人と、依然として高い傾向を維持していました。

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