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社会

尹大統領が独立運動記念日に演説 「日本は協力パートナー」

Write: 2023-03-01 14:26:15Update: 2023-03-17 15:47:01

尹大統領が独立運動記念日に演説 「日本は協力パートナー」

Photo : YONHAP News

日本による植民地支配に抵抗して1919年に起きた独立運動「三・一運動」から104年を迎えた1日、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領はソウル市内で開かれた記念式典で演説し、「日本は過去の軍国主義の侵略者から、われわれと普遍的な価値を共有し、安全保障や経済、グローバルアジェンダで協力するパートナーに変わった」と強調しました。

去年5月に就任した尹大統領が、独立運動記念日で演説するのは初めてです。

およそ5分間にわたる演説で、尹大統領は、自由や未来、繁栄などの大切さを訴え、韓日間のパートナーシップを強調しました。

尹大統領は、「深刻な北韓の核の脅威など、安保危機を克服するため、韓日米3か国の協力がいつにも増して重要になっている」としたうえで、「普遍的価値を共有する国々と連帯、協力し、世界市民の自由の拡大と共同の繁栄に貢献しなければならない」と訴えました。

また、国を守るために犠牲になった殉国烈士を称える一方で、世界の流れに対応できなかった歴史を振り返りました。

尹大統領は、「祖国の自由と独立のために犠牲となり献身された殉国烈士と愛国烈士たちに敬意を表する」としながら、「三・一運動は、国民が主人の国、自由な民主国家を立てるための独立運動だった」と指摘しました。

そのうえで、「104年が過ぎた今、われわれは世界史の変化に備えることができず、国権を喪失して苦しんだ過去を振り返るべきだ。栄光の歴史であれ、恥ずかしく悲しい歴史であれ、忘れてはならない」と強調し、「独立宣言の精神を継承し、自由、平和、繁栄の未来を作ろう」と述べました。

記念式典には、尹大統領と金建希(キム・ゴニ)夫人をはじめ、独立有功者と遺族など1300人あまりが出席しました。

三・一運動の独立有功者の対象は104人で、記念式典では5人の有功者の遺族に勲章が授与されました。

★2023年3月23日修正

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