韓半島西の海、西海で行われていた韓米合同軍事演習は、4日目の1日、最終日を迎えました。
3日目の11月30日には、大量破壊兵器を積んでいるとみられる船舶に対して立ち入り検査を行う連合海洋遮断作戦が初めて行われ、今回の合同軍事演習は、事実上、PSI=大量破壊兵器の拡散防止構想に基いた訓練となりました。
演習4日目で最終日となる12月1日には、軍需補給機動訓練が行われました。
軍当局は、韓米合同軍事演習が終了した後も、北韓からの追加挑発の可能性があるとして、対北韓監視態勢の「ウォッチコン」を現在の2段階の水準で維持するなど、引き続き高いレベルで警戒していく方針です。
今回の韓米合同軍事演習は、北韓による砲撃の緊張が続く中で、アメリカ海軍の航空母艦ジョージワシントンを始め、韓米の海と空の戦力を最大規模に投入して、11月28日から4日間、韓半島西の西海で行われてきました。