韓国では例年は2日が1年の仕事始めですが、今年は2日が日曜日だったため、3日が仕事始めの日となりました。
企業はいっせいに2011年の業務を始めました。
韓国最大の自動車メーカー、現代自動車グループは3日午前、ソウル市瑞草(ソチョ)区良才(ヤンジェ)洞の本社で仕事始め式を行い、今年は国内外で合わせて633万台の自動車を販売する目標を掲げ、実現を誓い合いました。
また現代自動車グループの製鉄部門は、去年稼動を始めた2つの高炉に続いて、今年は3号目の高炉の建設に着手し、粗鋼年間1200万トンの生産体制を築いていくことになりました。
一方、三星電子の李健熙(イ・コンヒ)会長は、3日午前、グループ社長団の新年の会合の前に記者団の取材に応じ、「ことしは雇用と投資を増やすとともに、中小企業も一緒に成長できるようにさらに努力する」と述べました。
LGグループの具本茂(グ・ボンム)会長は、本社での仕事始め式で、「世界の市場をリードすることは企業繫栄のために欠かせないものである」と述べ、一流LGとしての声価を実現させるために、社員に力を合わせるよう求めました。