韓国軍の合同参謀本部は、新たに「民軍心理戦部」を設け、北韓に対する心理作戦を強化することになりました。
合同参謀本部は5日、韓半島有事の際の戦時作戦権が2015年にアメリカ軍から韓国軍に返還されるのに合わせて、作戦の指揮や指揮官へのサポートなどの効率化に向けた組織改正を行ったことを発表しました。
それによりますと、平時にも迅速に対応できるように、いまの指揮統制室を補強するとともに、心理作戦を強化するために「民軍心理戦部」を新設しました。
「民軍心理戦部」は、戦略企画本部にあった軍事企画部を改めたもので、民軍作戦課、心理戦課、戒厳課、海外派兵課で構成されます。
そして国防部直轄の国軍心理戦団と緊密に協力して実際の心理作戦を行うことにしています。