韓国の大手企業30社は、市場のシェアを高めるため、今年113兆2000億ウォンを投資する計画を、24日、明らかにしました。
これは、24日ソウルで開かれた「輸出・投資・雇用の拡大のための大手企業懇談会」で、日本の経団連に相当し、韓国の大手企業で作る「全国経済人連合会」が明らかにしたもので、去年の投資額の100兆8000億ウォンより12.2%増えた史上最高の金額です。
また、全国経済人連合会は、主に鉄鋼、半導体、エネルギー、情報通信などの分野への投資を増やす計画で、中でも、将来の経済成長のための研究開発分野には、去年より26.6%増加した26兆3000億ウォンを投資する予定だということです。
これについて全国経済人連合会の関係者は、「今回の大規模な投資は、世界経済が回復し始めている今年、市場のシェアを高めるために攻撃的な投資を行い、市場をリードしていくという戦略を表したものだ」と説明しています。