韓国に帰化した外国人が10万人を超えました。
法務部が24日、明らかにしたところによりますと、釜山外国語大学の教授で、インド人の、ロイ・アログ・クマルさん(55)が、韓国に帰化した10万人目の主人公になったということです。
ロイ・アログ・クマル教授は、1980年に留学のため韓国へ来ました。
その後、韓国人の女性と結婚して31年間、韓国で生活してきました。
外国人の韓国への帰化は、1990年代までは年平均34人でしたが、2000年代に入ってからこの10年間は年平均9800人と急増し、この間に帰化した人が全体の98%を占めています。
法務部によりますと、農村男性との国際結婚による女性の移民者が急増したことや、中国の国籍を持つ朝鮮族の韓国籍取得が急増しているということです。
このため帰化した人を国籍別にみますと、中国が79%で最も多く、続いて、ベトナム、フィリピンの順となっています。