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口蹄疫の感染経路 確認以前の糞尿移動が原因

Write: 2011-01-25 14:21:07

今回の口蹄疫は、慶尚北道(キョンサンブクド)安東(アンドン)市で最初の感染が当局によって確認される前に、その家畜の糞尿が京畿道(キョンギド)の坡州(パジュ)市に運び出され、そこから感染が広がっていたことが分かりました。
国立獣医科学検疫院が25日、口蹄疫が全国に広がった経路に関する中間報告として発表したところによりますと、今回の口蹄疫は、当局が、去年11月29日に慶尚北道・安東市での感染を確認するおよそ10日前の11月17日、安東市の家畜農家の糞尿を通じて、京畿道(キョンギド)坡州(パジュ)市に口蹄疫ウィルスが広まったということです。
国立獣医科学検疫院は、坡州の畜産糞尿処理施設業者が安東の口蹄疫発生農家の糞尿を、11月17日と26日の2回にわたって安東から坡州に運んでいたことを突き止めました。
安東市には、11月23日に、豚の飼育農家から口蹄疫の感染の疑いがあるという届出が出されていましたが、慶尚北道の防疫当局が陰性反応が出た簡易検査の結果を鵜呑みにして、車の移動を統制するなど初期の対応が遅れていました。このため、政府が口蹄疫と判定するまでのおよそ12日間に、坡州市の口蹄疫ウィルスは、飼料の運搬車によって、国内最高のブランド韓牛が生産されている江原道をはじめ全国各地に広がったものと検疫院は分析しています。

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