国防部は南北高官級の軍事会談の開催に向けた実務協議を来月11日に板門店(パンムンジョム)で開くよう、北韓に提案しました。
北韓は今月20日、キム・ヨンチュン人民武力相名義の通知文を韓国側に送り、南北高官級軍事会談の開催を提案してきていましたが、これに対して国防部は26日、北韓に電話通知文を送って、来月11日に板門店(パンムンジョム)の韓国側の平和の家で、南北高官級の軍事会談の開催に向けて実務協議を開くよう、提案しました。
国防部はまた、「南北軍事会談は、去年北韓によって引き起こされた哨戒艦沈没事件と延坪(ヨンピョン)島砲撃事件に対する責任ある措置と再発防止が議題になり、実務協議はそれを準備する場になる」としています。
これとともに統一部は26日、「韓半島の平和と南北関係の発展のために、北韓は核開発計画を断念する意志を示さなければならず、そのために責任ある南北当局者による非核化に向けた会談の開催を北韓が受け入れることを提案する」という論評を出しました。