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「南北赤十字会談開催に原則同意」 政府が北韓に伝達

Write: 2011-02-09 14:02:06

政府は、9日、北韓に対して、南北赤十字会談の開催に同意することを伝えました。
統一部のイ・ジョンジュ副報道官は、定例記者会見で、「9日午前10時頃、北韓が提案してきた南北赤十字会談の開催に、韓国は原則的に同意し、日程や場所は、南北将官級の軍事会談の後に協議したいと北韓に伝えた」と述べました。
北韓は、今年に入って2回、南北赤十字会談を開催することを提案してきていますが、今回、韓国側がこれに応じた背景には、現在行われている実務レベルの南北軍事協議に続いて、高官級軍事会談の開催の可能性も高くなっているほか、6か国協議の再開に向けた関係国の動きも本格化している状況があると分析されています。
南北は、去年10月北韓の開城(ケソン)で赤十字会談を行いましたが、離散家族の再会事業について、韓国側が定例化を求めたのに対し、北韓側がその条件としてコメ50万トン、肥料30万トンの支援や金剛山(クムガンサン)観光の再開などを要求してきたため、実現できませんでした。
その後、南北は、去年11月25日に赤十字会談を行うことに合意していましたが、北韓による延坪島(ヨンピョンド)砲撃事件が発生し、会談は無期限延期となっていました。
これについてイ・ジョンジュ副報道官は、「人道的な問題を解決するため、南北赤十字会談の開催に原則的に同意したが、哨戒艦沈没事件と延坪島砲撃事件に対して北韓の責任ある措置が必要であるという韓国政府の立場に変りはない」と説明しています。

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