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国会2か月ぶりに正常化へ 民主党が登院を決定

Write: 2011-02-14 10:43:28

国会は、去年12月8日に新年度予算案を与党ハンナラ党が抜き打ちで強行採決したことから野党が反発し、2か月以上も空転が続いていましたが、野党民主党が登院する方針を決め、早ければ明日にも開かれる見通しとなりました。
民主党の孫鶴圭(ソン・ハッキュ)代表は13日、国会で記者会見し、「山積している国民生活に密着した懸案を解決するためこれまで登院の条件として掲げてきた、予算案強行採決の責任者である李明博大統領の謝罪があるなしに関係なく、国会に登院することにした」と明らかにしました。ただ、大統領が全国に生中継されたソルナル前の新年の放送座談会で、円満な政局運営のため最大野党民主党のトップと会談する用意があると述べたことについては、「大統領にその意志があるかどうかが疑わしい」として、拒否する意向を明らかにしました。
孫鶴圭代表はまた、臨時国会で扱う議題については、「国民生活に関連したものに限る」としており、深刻な被害が出ている口蹄疫の対策や、低所得層のための予算を確保し、李明博政権の反庶民政策にブレーキをかけなければならないと、強調しました。
こうしたことから与野党はきょう14日にそれぞれ党役員会議を開いて、2月の臨時国会の開会日や議題など、国会運営の正常化に向けて協議し、午後には、ハンナラ党と民主党の院内代表が会って、臨時国会の開催をめぐる詰めの交渉を行うことにしています。

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