韓国とアメリカは今月28日から来月10日まで行われる韓米合同軍事演習の「キーリゾルブ演習」の際、アメリカ海軍所属の航空母艦が投入され、局地的な挑発に備えた演習も行う計画であるもようです。
政府消息筋は15日、「去年参加しなかったアメリカの航空母艦が、今年はキーリゾルブ演習の際に韓半島に展開され、韓米連合の防衛能力をチェックする」と述べました。
キーリゾルブ演習にアメリカの航空母艦が参加するのは、おととし以来、2年ぶりです。
キーリゾルブ演習は、韓半島有事の際に派遣されるアメリカ軍の増援部隊の効率的な展開などのために、毎年3月に行われる韓米合同軍事演習で、今年は韓米連合の野外機動演習「イーグル演習」も同時に始まって、4月30日まで続けられることになっています。
今年の2つの演習には、海外のアメリカ軍と韓国駐留アメリカ軍合わせて1万2800人が参加し、韓国軍は予備軍を含めて20万人あまりが参加する予定です。
韓米両国は、去年公開された北韓の核と大量破壊兵器を除去する演習をことしは拡大強化する計画で、アメリカからメリーランド州の陸軍第20支援司令部が参加することになっています。
韓米連合司令部は、15日午前、板門店（パンムンジョム）で拡声器で、キーリゾルブ演習とイーグル演習の日程を北韓に伝えました。