韓国の食品物価の上昇率が、OECD=経済協力開発機構加盟国のうち最も高いことが分かりました。
OECDの1月の消費者物価統計によりますと、韓国の食品物価は、前の年の同じ期間に比べて11.6%上昇し、加盟国34か国のうち最も高い上昇率でした。
また、韓国に次いで上昇率が高かったのはエストニア、ギリシャ、トルコ、イギリス、イスラエルの順でしたが、このうち、食品物価の上昇率が二桁だったのは、韓国とエストニアだけでした。
OECD加盟国の食品物価の平均上昇率は、2.6%で、アメリカ、日本など主要7か国の平均は2.1%と、韓国を大きく下回りました。
また消費者物価全体の上昇率も、韓国はOECD加盟国の平均の2.1%のほぼ2倍の4.1%を記録し、エストニア、ギリシャ、トルコに続いて4番目に高くなっているということです。