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政府 日本の汚染水放出に憂慮表明

Write: 2011-04-05 11:22:56

日本の福島原発での事故で東京電力が4日、放射性物質に汚染された水およそ1万1500トンを海に放出していることについて、韓国政府は4日、日本に憂慮の念を伝えました。
5日、外交通商部によりますと、日本駐在韓国大使館は4日午後、日本の外務省に「放射能物質の濃度が法律で定める排出基準の限度の100倍にのぼる汚染された水を海に放出する行為は、国際法的に問題を引き起こす可能性がある」という立場を伝えるとともに、外務省レベルの対策を尋ねました。
これに対して日本の外務省は、「汚染された水は5日間かけて少しずつ放出する予定で、周辺の水域の汚染度を引き続き測定しながら作業を進めていく。放射線の検出量が許容する値を超えた場合は、汚染された水の放出を再検討する方針で、国際法に触れるかどうかも確認していく」と回答したということです。
東京電力は4日夜から福島原発の「廃棄物集中処理施設」にたまっている低レベルの汚染水およそ1万トンと、5号機と6号機の地下水を集める「サブドレンピット」と呼ばれる保管施設の汚染された水1500トンあまりの放出を行っています。

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