今月27日、全国一斉に行われる国会議員や道知事、それに基礎自治体の長などを選ぶ再選挙・補欠選挙の候補登録が、13日終了します。
中央選挙管理委員会によりますと、今回の再選挙・補欠選挙は、全国38か所で行われ、このうち最も注目されている▼京畿道盆唐(プンダン)乙での国会議員の補欠選挙では、与党ハンナラ党から姜在涉(カン・ジェソプ)元代表が、最大野党民主党から現職の孫鶴圭(ソン・ハクギュ)代表がそれぞれ立候補し、▼江原道知事の補欠選挙では、ハンナラ党から民放MBCの嚴基永(オム・ギヨン)前社長が、民主党からMBCの崔文洵(チェ・ムンスン)元社長がそれぞれ立候補しました。
また、故盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領の故郷の慶尚南道金海(キムへ)市乙では、ハンナラ党から、国務総理に内定後、国会での聴聞会で疑惑が明らかになって辞退した金台鎬(キム・テホ)前慶尚南道知事が名乗りをあげているのに対し、野党からは、故盧武鉉前大統領の側近だった柳時敏(ユ・シミン)代表が率いる国民参与党のイ・ボンス氏が野党の代表候補に選ばれており、合わせて3つの選挙区で与野党の候補が激突する構図となりました。
一方、全羅南道順天(スンチョン)市の国会議員の補欠選挙では、与党からの立候補はなく、野党の民主労働党から1人、無所属で6人の合わせて7人が立候補しました。
候補登録は13日で終わり、14日から始まる公式選挙運動では、来年の総選挙と大統領選挙も視野に入れて、与野党間で激しい競い合いが繰り広げられるものとみられます。