北韓の金永春(キム・ヨンチュン)人民武力相は24日、「現在、韓半島は、いつ戦争が起こるか分からない緊迫した情勢だ」と述べたと、朝鮮中央通信が報道しました。
金永春人民武力相は、朝鮮人民軍創建79周年記念日を翌日に控えた24日、平壤(ピョンヤン)で開いた中央報告大会で演説し、「現在、韓半島はいつ戦争が起こるかわからない緊迫した情勢だ。もし韓国とアメリカが侵略戦争を挑発してくるならば一撃で掃討する。北韓軍は口先だけの脅迫はしない」と強調しました。
金永春人民武力相はまた、「北韓の人民軍部隊は、西海の海上で戦争挑発に夢中になっている敵に対して正義の対応打撃をした」として、去年11月の延坪(ヨンピョン)島砲撃の責任は韓国側にあると強調しました。