先月4月も消費者物価が上昇し、4か月連続で4%台の高い上昇率を続けています。統計庁が2日、明らかにしたところによりますと、4月の消費者物価の上昇率は4.2%と、今年に入って4か月連続で4%台を維持しました。
このうち、農産物や石油製品を除いた物価上昇率は、去年の同じ時期と比べて3.2%、1か月前よりは0.2%高くなっており、物価上昇が続いていることが分かりました。また食品類などの生活物価指数は、去年の同じ時期より4.1%上昇しましたが、1か月前と比べると0.2%落ちています。さらに去年6月から10か月連続で二ケタ台の上昇率を見せていた魚や野菜、果物類などの新鮮食品は7.7%と、ようやく一桁台に落ち着きました。