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米特別代表 「韓米は北韓への食糧支援に共通認識」

Write: 2011-05-17 15:22:06

北韓の核問題などを担当するアメリカのボズワース特別代表は、17日、外交通商部庁舎で魏聖洛(ウィ・ソンラク)韓半島平和交渉本部長と協議した後、記者会見し、「韓米両国は 北韓への食糧支援について非常に共通した認識を持っている」と述べました。
また北韓のウラン濃縮計画について、ボズワース特別代表は、「北韓のウラン濃縮計画は明白な違法行為で、国連の安全保障理事会の決議にも反するものだ」と強調しました。
そして李明博(イ・ミョンバク)大統領が訪問先のベルリンで北韓が非核化を約束すれば、来年3月にソウルで開かれる核保安サミットに金正日(キム・ジョンイル)国防委員長を招待する用意があると述べたことについて、「アメリカは李明博大統領の提案を支持しているが、北韓はさほど関心を持っていないようで、さらに見守る必要がある」と述べました。
ボズワース特別代表は17日午後には大統領府・青瓦台の千英宇(チョン・ヨンウ)外交安保担当首席秘書官と、18日には玄仁澤(ヒョン・インテク)統一部長官と会合して、北韓問題について韓国政府とさらに意見を調整することにしています。
アメリカのオバマ政権は、北韓の食糧支援の要請に対応する方針ではあるものの、北韓が支援食糧を軍需用に転用する可能性が高いとして懐疑的な見方も根強いため、食糧支援を急がないだろうという観測が流れています。

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