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光州民主化運動 31周年の記念式開催

Write: 2011-05-18 13:10:24

韓国南部の光州(クァンジュ)で民主化運動が起きて31年目となる18日、光州の国立墓地で記念式が行われました。
光州民主化運動は、1980年5月18日に、民主化を求めて光州の学生や市民が鎮圧軍部隊と衝突し、軍の発砲によって200人以上が死亡または行方不明になったもので、今年で31年となります。
この日の記念式には、金滉植(キム・ファンシク)国務総理など政府の関係者や、与党ハンナラ党の黄祐呂(ファン・ウヨ)院内代表、野党民主党の孫鶴圭(ソン・ハクキュ)代表など与野党の代表、遺族、市民など2500人が出席しました。
記念式は、犠牲者に対する献花と焼香で始まり、経過の報告、記念辞の朗読、伝統舞踊の記念公演などが続きました。
李明博(イ・ミョンバク)大統領は、金滉植国務総理が代読した挨拶の中で、「31年前の光州民主化運動は、大きな犠牲を通じて韓国に民主主義を回復させた。光州民主化運動が築いた土台を元に、これからも民主主義をさらに成熟させるために努力していかなければならない」と述べました。
一方、ソウル、仁川(インチョン)、釜山(プサン)など全国各地で、写真展やコンサートなど追悼の行事が行われました。
ところで、光州民主化運動関連の記録資料が、ユネスコの世界記録遺産に登録されるかどうかが来週中に決まる予定です。
「光州民主化運動の世界記録遺産登録のための推進委員会」は、政府機関と国会の資料、それに市民の声明書、写真など、光州民主化運動の流れが記録されている資料を今年3月ユネスコに提出しましたが、ユネスコ事務局が18日明らかにしたところによりますと、22~26日にイギリスで開かれるユネスコ総会で、ユネスコの世界記録遺産に登録するかどうかが決まる予定だということです。

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