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枯れ葉剤埋めた米軍基地  韓米合同調査に合意

Write: 2011-05-23 11:08:42

在韓米軍が大量の枯れ葉剤「エージェント・オレンジ」を大邱(テグ)から近い「キャンプ・キャロル」の米軍基地内に埋めたというアメリカの退役軍人の証言を受けて、韓国とアメリカは、22日、この問題を迅速に明らかにするため近く合同調査を行うことで合意しました。
アメリカ軍基地内で韓米両国が合同調査を行うのは極めて異例のことです。
国務総理室の国務次長は、22日、記者団に対して、「韓国国防部と駐韓アメリカ8軍は、枯れ葉剤の真相について調べるため韓米合同調査団をできるだけ早い時期に構成することで合意した」と明らかにしました。それによりますと、韓米両国は、調査に参加する人数や調査の時期、方法などを決めたうえ、「キャンプ・キャロル」の基地内部や周辺地域での合同調査に取り掛かることにしています。
アメリカは、これまでSOFA=韓米駐屯軍地位協定の規定にもとるとして、アメリカ軍基地内への韓国人の出入りを禁じて来ましたが、今回の事件では、アメリカ側が確保している基地内の環境関連資料も韓国側に提供することを約束するなど、アメリカは異例の速さで対応に乗り出しています。またこれとは別に、韓国は、関連部署や環境専門家、住民代表らによる官民合同調査団を設けて調査を行う方針で、アメリカ側の了解を得て、23日、一日に限って、米軍基地内での調査を行うことにしています。

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