アフガニスタン・パルワン州にある韓国の地域復興支援チーム=PRTのチャリカ基地がまたロケット砲弾攻撃を受けました。
外交通商部は31日、韓国時間の31日午前4時半ごろ、ロケット砲弾1発がチャリカ基地から南側に少し離れた地点に落ちたと明らかにしました。
人命被害や施設への被害はなく、外交通商部はアフガン警察と協力し、正確な経緯を調べています。
チャリカ基地は、今月16日にも基地の近くにロケット砲弾を打ち込まれる攻撃を受けており、ことしに入って合わせて9回攻撃を受けています。
また、国際テロ組織アルカイダの指導者、オサマ・ビンラディン容疑者が殺害されてからは4回目の攻撃でした。
アフガニスタンでは最近、政府施設や外国軍の駐屯基地を狙ったテロ勢力による攻撃が相次いでおり、地域復興支援チームの警護に当たっている韓国軍の「アセナ部隊」は警戒態勢を強めています。
政府当局は、ビンラディン容疑者の死亡を受けたタリバン勢力の報復攻撃である可能性もあるとみて、事態を注視しています。