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三星会長 「グループの不正根絶に監査を強化」

Write: 2011-06-09 15:37:32

三星(サムソン)電子の李健熙(イ・ゴンヒ)会長は8日、三星内部の不正を根絶しなければならないと述べました。
これは光学機器や軍事機器などを生産する系列会社三星テックウィンで一部の社員が部品の納品業者から金品を受け取るなどの不正が発覚したことを受けての発言で、李健熙会長は報告を受けて「三星の誇りだったクリーンな組織文化が毀損された」と激怒したということです。
李健熙会長はそのうえで、「海外の好調な企業も不正によってだめになった例が多い。三星も例外ではない」として監査を強化し、監査の結果不正が発覚した場合は、厳しく処罰していく考えを示したということです。
こうした李健熙会長の発言の後、三星テックウィンの呉昌錫(オ・チャンソク)社長は辞任しており、一部では、三星テックウィンが生産するK-9自走砲で相次いで欠陥が見つかっていることが関係しているのではないかとの観測も出ていますが、三星側はこれを否定しています。
李健熙会長はさらに9日、記者らに対し、「三星テックウィンでは偶然に発覚したものの、グループ全体に不正腐敗が横行しているようだ。これを本格的に問題にしてみようと思う」と述べ、系列会社に対する大々的な監査と人事刷新を行うことを示唆しました。

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