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潘基文事務総長 全会一致で2期目続投決定

Write: 2011-06-22 10:33:07

今年で任期が終わる国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長の再任が、現地時間で21日、国連総会で加盟192か国の全会一致で決まり、潘基文事務総長はさらに5年間、、国連事務総長として続投することになりました。
現地時間で21日午後開かれた国連総会では、ダイス議長が潘基文事務総長の2期目続投の決議案を提案し、加盟192か国の代表は拍手でこれを承認しました。
これで、今月7日に事務総長続投の意思を明らかにしていた潘基文事務総長は、来年1月1日から2016年までさらに5年間、国連の事務総長として続投することが決まりました。
潘事務総長は続投が決まった後、大きな拍手を受けて会場に入り、世界各地域の代表から2時間に渡って次々とお祝いのメッセージが贈られました。
その後、潘事務総長は受諾演説で、「各国代表の支持に感謝したい。世界が直面している様々な問題の解決に向け、国連の役割をさらに強化していきたい」と述べました。
国連総会に出席した外交通商部の金星煥(キム・ソンファン)長官は、「人類の繁栄と平和のために努力してきた潘基文事務総長に深い感謝の意を伝えたい。韓国政府と国民は、世界の明るい未来のために国連の役割をさらに強化していくとした潘基文事務総長の意志を支持し、ともに進んでいく」と述べました。
潘基文事務総長は、就任当初は「リーダーとしてのカリスマが足りない」、「中国などの人権問題に沈黙している」などの批判も受けましたが、西アフリカのコートジボワール共和国で今年発生した内戦の終息に大きな役割を果すとともに、中東や北アフリカで政府と市民が衝突した際には市民の立場を積極的に支持して世界の世論をリードしたほか、地球温暖化問題の解決や女性と子供の人権問題を国連の最優先課題として位置づけるなど、強いリーダーシップを発揮して国連の役割を強めたと評価されています。
1946年に国連が創設されて以来、第8代の事務総長を務める潘基文事務総長の1期目の任期は今年12月末に終わり、2期目の任期は来年2012年1月1月から始まり、2016年末に終了します。

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