高齢化にともなって認知症のお年寄りが急増していることから、政府レベルでその予防管理にあたる「認知症管理法」が制定され、来年2月から施行されます。
それによりますと、保健福祉部に設けられる「国家認知症管理委員会」で、5年ごとに総合計画をまとめるほか、予防や治療・管理のための研究事業、医療費の支援事業なども盛り込まれています。
また認知症について専門研究を行う中央センターを総合病院の中に設けるほか、保健所には認知症の予防や患者の管理にあたる相談センターを設けることにしています。
韓国では、高齢化にともなって65歳以上では、認知症になるお年寄りが急増して、現在、49万人にのぼっており、2020年には75万人にまで増えるものとみられています。