北韓の工作員が、金寛鎮(キム・グァンジン)国防部長官を暗殺しようとする動きがあることを情報当局が把握しました。
政府消息筋が9日明らかにしたところによりますと、韓国軍と情報当局は、金寛鎮国防部長官の暗殺指令を受けた北韓の工作員が、韓国での活動を始めたという諜報を入手し、情報把握を急ぐとともに、金国防部長官に対する警護を強化しているということです。
金寛鎮国防部長官は、哨戒艦沈没事件と延坪(ヨンピョン)島砲撃以後の去年12月に国防長官に就任し、北韓がさらに武力挑発をしてくる場合、北韓への爆撃も考慮しているとして、強硬な姿勢を示しています。
これに対し、北韓は、「金寛鎮国防部長官を逆賊と名指しし、民族共同の名前で処刑するための汎国民的措置をとるべきだ」と主張しています。