8月の消費者物価の上昇率が5.3%と急騰し、3年ぶりで最も高い上昇率となりました。
統計庁が1日に明らかにしたところによりますと、8月の消費者物価は前の年の同じ期間に比べて5.3%上昇し、2008年8月の5.6%以来の上昇率となりました。
消費者物価の上昇率は、今年1月に4.1%となり、その後7月まで4%台で高止まりしていました。
消費者物価は今年1月から8月までの期間に前年と比べて4.5%上昇し、年間の上昇率は政府の展望値である4.0%を上回る見通しです。
企画財政部の関係者は、「8月の物価が予想より高かったのは、農産物や金など季節的、一時的要因が影響したためだ。9月の物価上昇率は、秋夕、旧暦のお盆が過ぎて野菜類と果物の値段が安定し、最近の石油類の値下がりが反映されれば、4%前後になると予想される」と説明しています。