韓米FTA=自由貿易協定の履行法案がアメリカ下院の歳入委員会で可決されました。
アメリカ下院の歳入委員会は5日、全体会議を開き、賛成31票、反対5票の賛成多数で韓米FTA=自由貿易協定の履行法案を可決・処理しました。
一部の議員が韓米FTAにより北韓の開城(ケソン)工業団地で生産された製品がアメリカに輸入される可能性があると指摘しましたが、アメリカの北韓制裁によって北韓製品の輸入が規制されているため、問題にはなりませんでした。
特に、ほとんどの議員が、韓米FTAは雇用を生み出す効果があるとして、積極的な支持を表明しました。
アメリカ下院は李明博(イ・ミョンバク)大統領がアメリカを訪問する前日の12日に本会議を開き、韓米FTA履行法案を採決する予定で、本会議を通過すれば、上院の財務委員会と本会議での批准を残すだけとなります。