ソウル市長に選ばれた朴元淳氏に27日、市の選挙管理委員会から当選証が交付され、朴元淳氏は早速、公式業務を始めました。
朴元淳市長は、27日朝、銅雀（トンジャク）区にある庶民の台所のひとつ鷺梁津(ノリャンジン)水産物市場と、国立墓地を相次いで訪れた後、地下鉄を利用して市庁舎に初出勤しました。
朴元淳市長は、公式業務としてまず来年度予算案の編成に取り掛かる予定です。地方自治体法によってソウル市長は会計年度が始まる50日前の来月11日までに新年の予算案を編成し、市に提出することが義務付けられているためです。
朴元淳市長は、来年度の予算編成で、漢江にオペラハウスを建設するなどの漢江ルネッサンス事業の予算を削減する代わりに、国公立の保育施設を多数確保するなど全体予算の21%にとどまっている福祉関連予算を30%にまで引き上げる計画です。
朴元淳市長の任期は、呉世勲（オ・セフン）前市長の残りの任期の2014年6月末までとなっています。
就任式は来週明けの31日に、ソウル支庁前広場で行われる予定です。