先月10月の消費者物価の上昇率が10か月ぶりに3%台に下がりました。
統計庁が1日発表した10月の消費者物価動向によりますと、10月の消費者物価は、去年の同じ時期に比べ3.9%上昇しました。
これは前の月に比べると0.2%下落しており、11か月ぶりにマイナスに転じたことになります。
消費者物価の上昇率が3%台に下がったのは去年の12月以来10か月ぶりです。
専門家らは、野菜や果物など農産物の価格が安定し物価上昇率が3%台に落ち着いたものの、政府の年間目標4%の達成はもはや困難だとする見解を示しています。