政府が国会に提出した来年度予算案について、国会の15の常任委員会は、予備審査で合わせて8兆6000億ウォンを増額しました。
国会の15の常任委員会が20日、それぞれ発表した来年度予算案の予備審査報告書によりますと、国土海洋委員会が地域開発のために3兆5300億ウォン増額したのをはじめ、保健福祉委員会が高齢者の支援や子どもの保育のために1兆385億ウォン、文化体育観光通信委員会が7150億ウォン、国防委員会が7056億ウォンをそれぞれ増額しました。
しかし企画財政委員会だけは、今回の予備審査で政府案をより引き下げました。
国会の予算・決算特別委員会は、各常任委員会の予備審査の結果と政府が提出した予算案326兆1000億ウォンとを合わせて修正案を作る予定で、来年度予算案の本格審査は21日から始まります。
与野党は来年度予算案を来月2日までに処理することで合意しています。