カンボジア特別法廷の国連裁判官を務めている鄭彰鎬(チョン・チャンホ)氏(47)が、国際刑事裁判所の裁判官に選ばれました。
鄭彰鎬氏は、現地時間の8日にアメリカ・ニューヨークの国連本部で行われた国際刑事裁判所の裁判官の選挙の1次投票で有効投票数104票の3分2を超える73票を獲得し、選ばれました。
国際刑事裁判所の裁判官の定員は18 人で、任期は9年、3年ごとに3分の1ずつが改選されます。
今回の選挙は、来年3月に任期が終わる6人の後任を選ぶものです。
鄭氏は、ソウル大学法学部を卒業、1990年に司法試験に合格し、在オーストリア韓国大使館の司法協力官、光州地方裁判所の部長判事などを歴任し、2011年8月からカンボジア特別法廷で国連裁判官として活動しています。
韓国の裁判官が 国際刑事裁判所の裁判官に選ばれたのは、2009年の宋相現氏に続いて、連続2回目です。